American Defenders of Bataan and Corregidor, Inc.
 

Including all of the Defense Forces of the Philippine Archipelago,

The Asiatic Fleet, Wake Island, Marianna Islands,

Midway Island and Dutch East Indies



 

2007年12月20日

駐日米国大使ジョン・トーマス・シーファー大使
ファックス
: 011-81-3-3505-1862

親愛なるシーファー大使

サン・ディエゴにお越しになると伺い、元日本軍捕虜の団体である「American Defenders of Bataan and Corregidor」の来年度会長となる私は、私たち元捕虜が抱いております問題・不満・価値観について、たとえ短い時間であっても聞いて戴きたいと思ったのですが、お忙しいスケジュールでそれは叶わないとのお返事、残念です。

人生のこの時期に来ますと、私たちが必要なものは少ないのですが、実現したいことは多々あります。何より、私たちはかつての敵からの尊敬を欲し、必要としています。私たちは、日本兵からの不必要な残虐行為で苦しんだ私たち捕虜に対して、日本の指導者が直接謝罪することを欲し、必要としているのです。私たちは降伏し、持っていた武器を破壊し、日本兵に私たちの食糧を提供し、そして彼らの命令に従うことに同意しました。大使、勝利した日本帝国軍の兵士たちに尊敬を示す為に、それ以上私たちに何ができたというのでしょう。さらに重要なこととして、最初の収容所までの長い炎天下の行進で私たちが受けた非人道的行為が正当化されるどのようなことを、私たち捕虜がしたというのでしょう。

私たちは、ハンマーやつるはしやシャベルや棍棒で私たち奴隷労働者を殴ることを従業員に許した、企業の指導者が謝罪することを欲し、必要としているのです。それらの大企業のために私たちは30ヶ月の間、来る日も来る日も12時間働きました。私たちの奴隷労働がなかったら、それらの企業が最終的に得た富を蓄えることはできなかったはずです。そしてそれは、私たちに充分な食事も最低の医療も施すこともなく、労働に対する報酬を支払うこともないままに、なされたのです。

大使、私たちが望むことは、日本の首相との面会だけです。私たちが欲することを満たし、私たちが必要とすることに敬意を示し、私たちの依頼に人道的に対応した日本が国際社会で称えられるような、尊敬すべき名誉の面会です。私たちは首相が会って下さるなら、即座に飛行機で日本に飛び、首相が望まれる日時に望まれる場所に出向く用意があります。

大使、私たちはアメリカ人として、大使が「慰安婦」問題で示されたのと同様の忠誠、気遣い、そして支援を受ける権利があると、信じます。私たち老兵には時間が残されていないのです。そして私たちは、過去66年間忘れることができなかった第二次大戦の悲劇の一章に、名誉ある終章を欲し、必要としているのです。私たちは、私たちの問題が、「慰安婦」問題が引き起こしたような騒ぎの無い形で解決されることが、ベストだと信じます。

ご多用中に私たちの問題と依頼にお時間をとってご返答頂き、ありがとうございました。大使がサン・ディエゴにいらっしゃる折にご意見を伺うことを、楽しみにしております。

敬具

レスター・テニー(博士)
Senior Vice Commander, American Defenders of Bataan and Corregidor
A survivor of the Bataan Death March